秋の珈琲 生豆珈琲 精製法と乾燥法などのお勉強
秋風も気持ちよくなってきましたね。そうすると、珈琲もアイスからホットのまったりしたものが好ましくなってきます。
秋口はビールでもあるように、コクがあってもすっきり感があるとなお身体にしみこみます。
そんなこんなで、今回購入して試したものは、いつもお世話になっているワイルド珈琲さん。
・コロンビア/パカマラ(生豆)【ニュークロップ】(単位:生豆/1kg) ¥1,690
⇒フルウォッシュドの天日乾燥
パカマラ種特有のバランスの取れた味覚でストレート。でもブレンドのようなまとまりとエレガントな風味のカップです。
・イエメン/アラビアン・イスマイリ(生豆)【ニュークロップ】(単位:生豆/1kg) ¥3,230
⇒ナチュラル精製の天日乾燥
現在国内に流通しているマタリの中では最高の生豆です。小粒の粒揃いで本来のイエメン産コーヒーです。甘みとフルーティー感は昔ながらの味をそのままに残し、しっかりしたボディーがあります。
・インドネシア/マンデリンG-1ハニーエレガント(生豆)【ニュークロップ】(単位:生豆/500g) ¥900
⇒スマトラ式精製の天日乾燥
ビッグアチェとは正反対のマンデリンです。豆は小さめで、スッキリと透明感のある上品なコーヒーで、
バターのような質感でなめらかで、後味が甘い感覚で消えて行きます。
詳しい精製方法乾燥法による味の違いなどは
⇒http://www.beans-shop.com/history/kind.html
⇒http://gettekian.seesaa.net/article/117998553.html
勉強になります。
実際焙煎してみると、アラビアン・イスマイリは豆が極小のため、強い火力にすると中に熱が入りやすく、ムラも出てしまいました。そして、1はぜから2はぜまでが1~2分と早く焦りました。(火加減にもよりますが)味はというと、さすがナチュラル製法と言わんばかりの芳醇な香りと重さがあります。湯温を83度にしてもしっかりした渋みを感じさせてくれます。
対してパカラマはグビグビと喉ごし良く、さわやかで薫り高い珈琲です。焙煎もいたってノーマルで、もう少し甘みが好みですが、これは腕のせいでしょうか。
最後にマンデリン。ワイルド珈琲オリジナルということでお試し購入。結果、これが一番好み(秋口では)でした。焙煎当日から芳醇なコクが味わえたのにはびっくりです。3日目になると、これはもうマッタリすっきりな甘みと鼻に抜ける香りがたまりません。スマトラ式製法を調べてみるとなかなか面白い歴史があることに気がつかされます。ぜひご家庭でフライパン焙煎で味わってみてください。
↓は関係ないですが、生豆をamazonで購入される時に便利ですw
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