組織

会社とは組織で構成されているという説には疑問があり、私は今それを悟ったかのように拒絶している。

組織には法律のための組織と生産のための組織が存在する。前者は例えば役員であったり、株主であったりという必然で構成されるもので、社員から見てそれは会社の仕組みという分類であり、組織とは意識しずらい。では社員が感じる組織とは、特にスタッフ部門でない、たとえば営業やサービス部門の社員はこう考えているケースが少なくない。

組織とは、指揮命令の流れ、判断基準、責任の所在 。

では、本当にそれが出来ている会社があるのだろうか?幹部になればなるほど責任という言葉を盾に判断し指揮し命令する。悪い事では無い。しかし、いざ責任を取る場面になったら、部下も責任を取らされる。案外、幹部は言い訳ばかりで責任という罰金も、生活を十分できる範囲でのものた。

では部下はどうだろうか?

育ち盛りの子供がいて、妻と共働きで毎日ヒーコラ言っている生活の中で、不自由と命令と制裁だけは受けるのである。つまり、幹部にならないと、生活すら厳しいというのが現状だ。だが、20年前、15年前までは、たとえバブルが崩壊したと言っても、いま長い背もたれの椅子に座っている人達はそのような生活をしてこなかったからわかるはずも無い。

冒頭に、組織に疑問を投げかけたが、詰まるところ、262の法則の上位2割が会社を作っていると言うのが正しい答えなのだろう。

しかし、その中でも28の割合で日々モチベーションが変化しており、それをコントロールするのが組織だと認識している。

もし自分がその2だとしたら、だれがそれをコントロールするのか?という疑問には、経営者の上位2割か、自分自身としか答えを見つけられない。

つまりだ、自分の生活基盤を作る所属企業を変えるには、組織を頭の中で崩壊させるべきなのだ。自分が正しいと思う事を作り上げてしまう事。そして、いかにそれが素晴らしい事なのかをプレゼンする能力こそが、本当に会社に必要な人材なのだ。そのためには、通常の業務を分散し、分散能力を向上させ、それによる生産性を上げることで、攻めの組織が作れる事になる。否定的な会社としての組織だが、実は、自分の為の組織と考えると、

とても必要なものなのだ。

それを発見した人の二割が、世の中を変え、楽に高収入を稼ぐのだ。

成功した奴は、成功していない奴に比べて明らかに楽をしている。

2011年11月29日 | Posted in 仕事について もがく | | Comments Closed 

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