珈琲の色

  
透明のカップに入れると思った以上に薄い色をしています。

茶色のカップ、白いカップと入れてみると同じコーヒーでも味が違うように感じます。調べてみるとやはりありました。

フレーバージャーナルのサイト

コントラストの強さは、苦味と甘さを強調させるという実験結果です。

白いカップが一番コントラストが出るそうです。

さて、色だけでなく、温度とカップの口当たりもとても重要です。

温度による味の変化や、味覚の感じ方が違うのはは勿論ですが、猫舌かそうではない人によって、同じ温度でも味は変わります。舌が熱いと感じる最たる場所は、前方2/3です。熱いものを飲むとき、猫舌ではない人は舌の前方を感覚的に下に丸め前方が当たりにくいようにして飲みます。そして、猫舌の人はそれが下手で前方に熱い飲み物が直接触れてしまいます。

では舌の後方にある味覚は何かというとなんと、苦味です。つまり、熱いものをすすりながら飲める人は、苦味を瞬間的に感じるのです。逆に温度が低下していくと大胆に飲むので(^^;;他の分野も同時か先に感じます。なので甘みも感じやすくなるわけです。

カップの持ち手を温めておく、室温が低く湯気が沢山出る。という状況を作ると、ガツンとした味に感じる人が多くなるわけです。

さらに、飲み口の薄さはとても重要です。人によって普段使っているカップがどんなタイプかによりコーヒーをすする事が上手に出来る薄さがことなります。普段使っているカップが厚めの場合、薄〜いカップで飲むとなかなか口の中に入って来ない感覚がおきますよね!よね!!(少し強引?)。普段薄いカップだといきなりがぼっ!っとくる時がないですか?

温度にビビりながら飲む人、熱いのはへっちゃらという人、冷ましてから飲む人、などなど、同じコーヒーでも全く違う味に感じているんだと思います。

一口目のインプレッションってとてもとても大事なので、飲み手によって

カップの色と厚さ、持ち手の温度、コーヒー自体の温度、声かけ(熱めです、緩かったら言っていください)

を変えることでかなり飲み手の印象が変わるはずです。

因みに、うちのコーヒーは58℃前後で出すと褒められます。

カップの温め度合いを変えて、同じコーヒーを入れるだけで温度差を作れます(^∇^)

まあ、時間のない朝なんで、乱暴そのものですけど。

2015年11月11日 | Posted in 珈琲 | | No Comments » 

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