2016年もよろしくお願いします

新年あけましておめでとうございます。

世界中での異常気象で、ブラジルのコーヒー豆が大打撃をくらっていそうです。また、治安悪化によって、一部流通が止まってしまっている場所もあり、コーヒー需要が伸びる中、生豆の入手に苦労し始める時代になってくるのかもしれません。

と、暗い話はさておき、そんな時代だからこそ、安価で美味しいコーヒーのためにフライパン焙煎があるわけです。今年もバンバン焙煎しまくりましょう。

前回はダンパーの話でした。ダンパーによって温度が確保されると、高温になり過ぎて焦げや煎りムラが起きやすくなります。そうなると一ハゼの途中で温度を落とそうとしますが、一度高温になった豆はそう簡単に温度は落ちません。そして温度を落とすまで弱火を続けるとそのあと温度を上げても2ハゼ時に膨らまなくなります。

膨らんでいない豆は雑味が多くなるので注意です。理想は一ハゼ前までに保温状態に持って行き、あとは2ハゼのタイミングを合わせる感じが理想です。

それと、ダンパーをしてから感じることは、一ハゼ時の煙をダンパーで塞ぎすぎるとこれはこれで雑味が多いのです。

冬のダンパー付き2016度(笑)理想のフライパン焙煎は、

①水分含量を均一にするために、強火で2分程度するとかき回している豆の音が変わるので、火を止め、蓋をして2分程度。蓋に水滴がたくさんつくので落とさないように外す。

②豆の芯に充分熱を入れながら水分をしっかり飛ばすため、アルミホイルダンパーをつけて中弱火で10分程度きつね色以上にしないようにかき回す。

③火力を強中火にして3分ほどして煙が出始めたら中火に落として一ハゼを待つ。(煙は適度に出ている)

④一ハゼが始まったらダンパーを外す

⑤2ハゼが始まったらかき回す速度を上げて全体がハゼるまで火力を維持。煙が収まってしまうのは火力不足。

です。トータル時間30分ほど。2016バージョンは時間かけて旨味を引き出すという事で、時間がかかります。でもうまけりゃいいんです。

で、絶対にやってはならないことは、アルミダンパーしてダンパーなしと同じ感じでやってしまうこととです。油がですぎてしまうはずです。

するとドドーンと雑味の波がやってきます。そして、挽いたとき、淹れた時の香りが少ないのです。

では、だんだんとアレヤコレヤうるさくなってきましたが(^^;;今年も、人それぞれのやり方で自分の好きな味を出して楽しみましょう!

2016年01月06日 | Posted in 未分類 | | No Comments » 

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